レレレのおじさん大好き天才バカボンのパパはブッタなのだ。(前編)
【前編です】
健康維持のためにウォーキングをしています。早朝ウォーキングが一番自分の生活リズムに合うので、全く無理をせずひとりで楽しみながら、気持よく歩いています。同じコースばかりだと飽きるので、自宅を出発するコースでも色んなお気に入りのコースを持っています。時には、車で目的の場所まで行ってウォーキングすることもあります。
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そんな私のウォーキングコースの一つに
昨年、以前からあった高速道路に新しく側道が出来ました。高速道路に沿って片側2車線の上下側道なので、歩道も広くガードレールもあって安全です。交通量も少なく、とにかく視界が開けていて、明るくきれい。約1㎞おきに、横切る一般道路と立体交差するので反対車線側も歩けます。緩やかな丘陵地形なので高速道路を眼下に観ながら歩く、その適度な高低差がまたいいのです。緑も多いしウォーキングにピッタリなので本当に気に入っています。
でもね、何か気になるのです。それはポイ捨てのゴミがぽつぽつとあり、美観を損ねているんです。ペットボトルや空き缶、そしてたばこの吸い殻も多いんです。まあ、普通でしたら気にする人は少ないかもしれませんが、何か気になるんですね・・・
何故かと言うと、私は町内の環境美化のためにゴミ拾いの清掃活動を毎週木曜日の早朝、数人のお仲間と30分くらい、もちろんボランティアで、雨や強風の日は中止、冬は寒いので全くしません。全くの自由なので、もう10年位続いています。だからポイ捨てゴミなんか見ると気持が入るのです。「一時間位、ゴミ拾いをすれば、きれいになるな!」とか思ってしまいます。という訳で、ゴミ収集日のその日の早朝、
「レレレのおじさん」に変身しました
有料の指定ゴミ袋2枚とゴミ拾いトングを持って、いざ出発。ペットボトルや空き缶、そしてたばこの吸い殻・紙屑などなど・・・・一応、分別しますよね。もちろん、今回のゴミ拾いはひとりです。途中、何人かのジョガーやウォーカーと遭遇すると、ほとんど方は「おはようございます」とご挨拶すると「はい、おはようございます」を言ってくれる。「ご苦労さま」と言ってくれる方もいました。でも基本的に「レレレのおじさん」に変身したところは、見られたくないですね。1時間半くらいで、ゴミ袋一杯になったので、帰りにゴミステーションに燃えるゴミだけポイして、引き上げました。めでたし、めでたしです。中年おじさんにはちょっときついですね。でも快い疲労感で気持ちがいいです。きっとこの歩道を利用する人は、気持よく利用できるのではないでしょうか。 「これでいいのだ」 子供のころ、赤塚不二夫先生の「天才バカボン」をよく観ていたので、自分が「レレレのおじさん」みたいだなと思わず苦笑してしまいました。
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「レレレのおじさん」ご存知ですよね
〈ほうき〉で街を掃き続けているおじさんです。確か電気屋の社長さんで、5年連続五つ子が生まれたので子供の人数は25人にもなってしまって。みんな同じ顔してた。いっぺんに子供たちを移動させるために、いつも〈ほうき〉を使っていたよね。その後、25人の子供たちは全員独立して巣立ってしまい、奥さんにも先立たれたので、その寂しさを紛らわすために〈ほうき〉で街を掃き続けている。「お~でかけですか~ レレレのレ~」って。すごいキャラクターでしたね。
「天才バカボン」って本当に凄いんです
「レレレのおじさん」は、お釈迦さまのお弟子さんのチューラパンタカ(阿羅漢あらかん:悟りを開いたお坊さん)をモデルにしているし、バカボンはお釈迦さまを示す薄伽梵:[ばがぼん〘仏〙 如来一般のこと。また特に,釈迦のこと。世尊。薄伽婆(ばがば)。三省堂大辞林より ]が語源だそうです。そしてバカボンのパパの常套句「これでいいのだ」も「覚りの境地」の言葉であるようです。このように仏教的な背景に基づいて、描かれていると「トリビアの泉」【フジテレビ系列で2002年から2012年の10年間にかけて放送されていた番組】でも紹介されたことを憶えています。ちょっと古いですが、有名な話題なので、ご存知の方も多いと思います。
仏教を学んだ方とか、私のように仏教に興味のある方ならすぐに解ると思います。では「天才バカボン」は本当に仏教的な背景に基づいて、描かれているのでしょうか?子供のころ「天才バカボン」をよく観ていたとはいえ、全くわかりませんね。そこで、
【赤塚不二夫 公認サイト これでいいのだ!!】 をみてみました。
結論から言いますと、実際のところ「天才バカボン」のタイトルは「お釈迦さま=ブッタ=釈尊=薄伽梵」からの語源では無いようです。赤塚先生が生前にコメントされていることは、「天才=ハジメちゃん/馬鹿なボンボン/バカボンド=放浪者」から 天才=ハジメちゃん と バカ=バカボンのパパ と ボンボン=息子=バカボン の3人を合わせて「天才バカボン」とした説を唱えていました。また1967年4月9日の週刊「少年マガジン」の連載第1回の扉絵の部分に「バカボンとは、バカなボンボンのことだよ。天才バカボンとは天才的にバカなボンボンのことだよ」と記されています。
(引用元:ウィキペディア「天才バカボン」による)
という訳でブッタ説の由来は概ね、後付けでした。
レレレのおじさん大好き,天才バカボンのパパはブッタなのだ。
(後編)へ続く
レレレのおじさん大好き天才バカボンのパパはブッタなのだ。(後編)
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